第1476回 プラ工技研技術講座(会員の皆様へ)

自動車軽量化普及のための実用技術講座

 

自動車用プラスチックに求める技術

 

――自動車を取り巻く最新情報<燃料電池車? CFRPは?

プラスチック部品の信頼性確保、そのための問題解決力の養成

 

■「自動車」を中心に、「環境・エネルギー」、「品質・信頼性」、「高分子」を

“自動車人”としての豊富な“失敗・成功”経験など技術的成果・実例を交えて、次世代自動車を提唱!

またその経験を生かしたものの考え方の基本を学ぶ人材育成研修も行う。

自動車用高分子材料の開発・分析等に長らく携わった経験・体験をもとに、自動車用プラスチック材料の、

   最近の技術開発動向と将来展望を、リコールや事故の実例を基に部品の開発・適用事例を交えて分かりやすく解説。

   さらに多くの自動車関連情報を洞察力ある視点で明解に切る。

   いわば講師の自動車業界に身をおいた技術的なものの見方の集大成ともいえる内容で構成。

 

  • 開催日時 平成29年7月28日(金) 10時00分 ~ 17時00分    
  • 会 場 きゅりあん (4階 第2特別講習室) 東京都品川区東大井5-18-1 >> 地図
  • 参 加 費 正会員(個人・法人)37,000円     一  般(会員外)42,000円(いずれもテキスト、資料及び昼食代を含む)

 

■ 講師および講義内容 

 

担当講師

  • 平成29年7月28日(金) 10時00分 ~ 16時30分
  • 大庭塾主宰 大庭 敏之氏

  • 講師プロフィル

  • 日産自動車㈱材料技術部にてシニアエンジニアとしてプラスチック、ゴムの分野を中心に活躍。

  • 2012年定年退職。在職中に創設した「大庭塾」を広げ、後進の教育・指導を中心に、啓蒙的な最新情報を発信中。

      

 

 講義内容

 

 1.自動車用プラスチックの動向と期待

 ――次世代自動車はプラスチックに何を求めるのか?

   地球温暖化を防ぐための自動車の取り組み

   次世代車(=電動化)の必要性とプラスチックへの課題

   燃料電池車は温暖化防止への切り札になるのか?

   プラスチックによる効果的な軽量化とは?

   CFRPはどのように自動車に使われていくか?

 2.材料の信頼性とは

 (1)世の中の失敗からの考察――事故につながる技術的・マネージメントの問題/具体的な事故例/材料版「失敗学」

①   自動車メーカーが遭遇した市場不具合の材料的問題点

②   自動車業界以外の事故から学ぶ――笹子トンネル天井崩落、などの原因を考察

 (2)重大な市場不具合を防ぐための方策

  材料DR(デザインレビュー)――リコールの原因は?/具体的な取り組み/実際の進め方

①信頼性確保の仕組み――なぜ品質重視をしてきたのか/歴史、背景

  ②プラスチック部品開発における信頼性の確保――材料DRの適用

 3.論理的な考え方の勧め(実習)

 (1)ゲームを進めながら数値データから論理的に考える必要性、自分のくせに気づく

  ・なぜ同じデータでも人によって見方が違ってしまうのか?

  ・新聞報道はデータから正しい結論を導いているか?

  (2) 応用編:市場不具合の解析を正しく行うためには

  ・ロジカルに考えることの基本

  ・ロジカルにならない人間の特性

 4. 環境 ――本質的な問題/背景  (*時間によっては省略)

  ・地球温暖化、・バイオマテリアル、・エネルギー問題、

  ・資源循環、・リサイクル、・環境負荷物質、等

 5.今後の展開