平成30年5月会員月例会――5月10日(木)特別技術講演会
◆航空機・自動車軽量化のカギを握る◆CFRTPの生産革命が可能!
連続炭素繊維で補強されたポリプロピレン(PP)複合材料製造方法
――開発・コンポジットの力学特性向上
<概要> 講演時間変更!
画期的な連続繊維がカギ。
輸送機器の軽量化として、炭素繊維強化複合材料は、今後、航空機以上に自動車の主要構造材への適用が増え、使用量が大幅に増えると予想される。
短時間・低コストで成形でき、リサイクルの容易さも求められる。
FRPの概念は補強繊維+マトリックス樹脂であり、今回、単糸間に含侵しやすい熱可塑性樹脂(PU)を採用し、
力学特性のすぐれた連続繊維補強熱可塑性樹脂複合材料(c-CFRTP)を効率的に製造できる見通しがついた。
本開発技術の特許内容をもとに、基材生産とサプライチェーンについて解説する。
講師:角田 敦氏(元 東レ)
●講義内容●
1.炭素繊維市場の変遷
2.対象となる商品設計と問題点
3.問題解決の考え方と具体的方法――事例を交えて
4.日本大学との共同研究
5.基材生産とサプライチェーン
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開催日時 平成30年 5月 10日(木) 10時00分~12時30分 (講演時間が変更となりました)
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参 加 費 正会員(個人・法人) 5,000円 一 般(会員外) 10,000円 (資料、会場費を含む)当日払い(事前払込も可)